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リズムと抑揚。
2017-02-01 Wed 02:51
シフさんのレクチャーがらみのひとりごと。


次の曲は、

私の大好きなワルトシュタインです。

常日頃、何かの間違いでもなんでも、

あの曲を自由な気持ちで弾ける瞬間が来たら

その時は喜びと興奮のあまり

その場でショック死するんじゃないか、と

いや、弾けるようになるまで死ねないなと

本気で思っているくらい、大好きなワルトシュタイン。


その考えで行くと、一生死ねなくなってしまうのは

さておき。


訳していると、

たった1語にあてる言葉を選ぶのに数時間

みたいなことが、たまにあります。

そういう時は、

いったん言葉を頭の片隅に保留した状態で

ピアノ弾いたり、家事をやっつけて、散歩したり、

子供から学校の話を聞いたり。


そうこうしていると、

ふとした瞬間に良い考えが浮かんで、また継続。

みたいなね。笑


まぁ要は、単に私の語彙が足りないんだろう。


しかし(言い訳がましいですが笑)言語というのは、

使う側と共に刻々と変化する宿命を持っているので

日々新しい言葉が生まれ、使われない言葉は死んでいく。


日常的に、肌で感じる生きた日本語が周りにない私には

いささか厳しい注文だったりするけど、ま仕方ない。




それとは別に、シフさんの場合。 時折ですが

言葉がいわゆる英語圏の英語とは違った回路を

通ってくることがあり。 もちろん、彼の英語は流暢で

上品で申し分ないですが、ふとした時にちょっとした部分が

少しだけ抜けたり不思議だったりする。それは本当に少しだし

偶になんだけど、でもそれが原因で意味不明ってことが

・・・・ないわけではない。


まぁ気が向いた時に、気が向いたところまで。

って感じで疲れない程度にやってますんで。




ま、ここまでは余談。


そのワルトシュタインの講義の一部をね、

昼間聴いていたら、シフさんが言うんです。

つまりこのリズムは 「dactylとspondeusですね」と。


そういった方面を専攻した方以外は、

なんのことやらかと思いますけど、

つまり韻律の一種で、説明大変なんで

ここではしませんが。

とにかく、このひとことを聞いて



そうか、そこから来てるのか。

考えてみたら当たり前だ・・・どうして

今まで気づかなかったんだろうと。

そういう気持ちです。


例えば、俳句や短歌を読み上げた時、

その音の連なりをなぜ美しいと感じるのか。

メロディーと歌詞がぴったり合っていると

感じる感覚はどこから来るのか。


音楽的リズムやダイナミズム。

詩のリズム。

西洋のリズム。

美しいと感じる言葉のリズムと抑揚。

アクセントの場所と、子音の数。

音楽との関係。





知らないことがあるのは幸せなことだ。

発見はいつもわくわくする。
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