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レッスン33回目。
2014-05-16 Fri 01:02
昨日はレッスンでした。なんだか億劫で普段よりレッスン報告遅くなりましたが、さっさと書かないと何があったか忘れてしまいそうです。

さて、最初はモーツァルトのポロネーズ。たった1ページの小さな曲です。こういうリズミカル、かつ適度に音が細かい曲の方が、個人的に弾きやすいかもしれない…と最近気づきました。特にミスもなく、リズムに乗って楽しく演奏。

先生「(意外そうな顔)うん、いいじゃない? でも…ここ…私の記憶だとスタッカートじゃないと思うのよね。この本、間違ってると思う。ちょっと待ってて。調べるから」

と言って先生退室。

それから数分後、探したけど他にこの曲が載ってる本が手元になかった。と言いながら戻ってきました。

で、結局先生の記憶に従って一部のスタッカート消去。「こういう風に変えてきて。来週もう一回直したのを見せてもらったら、この曲は終わりにしましょう」とのこと。


そのあと太田胃散。

ゆにくあ「実は本当にアドバイスが欲しいのはこっちなんです」

先生「そうなの?」

ゆにくあ「はい、なんかもう私が弾くと色々ダメなんです。例えばこの付点付きリズムとか(と一部切り取って弾く私)」

先生「? それでいいけど」

ゆにくあ「いや、今は出来たけど。それに和音が揃わないことがあったり、弱く弾こうとするあまり、時々音が抜けちゃったり。とにかく、酷いんです! 全然ショパンに聞こえません」

と、自分の出来ないぶりを自信を持って力説する私を見て、ニコニコしてうなずく先生(わかるわかると言いたげ)。

そのあと「この曲はこういう感じで」と最初だけさらっと弾いてくれて「まあ、とりあえず見せて」と言われました。

ところが弾いている間、別に何も言わないんだけど、呼吸している息遣いというか、溜めて欲しいところとか、タイミングみたいなものを指示しているオーラが先生の方から伝わってきて、それに神経集中して合わせて弾いたら、なんかいきなり弾きやすくなった。というか、輪郭が見えた感じ。

先生「どんなに酷いのかと思ったけど、そんなに悪くないじゃない。」

でも今のは先生が隣にいるからであって、とにかく何か具体的なアドバイスをもらわなくては! と、すがるように見つめる私。

なんか言ってくれるかな。

先生「一生暖めるタイプの曲だから。ピアニストだって弾くことがあるのよ」


 (……は?)



先生「世の中には一生大切にするタイプの曲があるでしょう? ショパンとかチャイコフスキーとか、ラフマニノフとか。一週間練習して弾けたら終わりじゃないの。もちろんそういう曲もあるけど、自分の中に一生とどまる曲もある。そういう大切にしたい曲を、ずっと弾き続けて誰かのために弾く。それがとても大切だから覚えておいてね」

ゆにくあ「……はい。」

ゆにくあ「あの、実は…この曲…日本で薬のCMに使われてるんです。この曲が流れて、いい薬です。って言うの。そのイメージが強すぎて、弾いてても頭にあるのが胃腸薬だからダメなのかもしれない(真顔」

先生「そうなの?(笑  じゃとにかく、もう一回弾いてみて」

と、弾き始めたとたん、先生が突然隣で爆笑。

先生「ごめんごめん、ちょっと面白いこと思い出しちゃって。ロシアの番組で、コメディなんだけど、音楽の知識を競うゲームショーの設定で、例えばこうやって曲が流れて(といってエリーゼを弾く先生)はい、じゃこの曲はなんでしょうって言うの。で回答者が、はい、生命保険の曲です。正解っ!って。ぎゃははは。さっきの薬のCMって話聞いたら突然思い出しちゃって。ごめんごめん」

……せ、センセ…。


最後はチェルニー。

27は特に問題なし。覚えきれてなかったから(28ばっかり練習してたツケ)指遣いの注意あり。

28は楽しくて何度も練習したので、結構完璧。笑 思わず、チェルニー楽しいですよね〜とか先生に言う私。

29は最後、唐突にリズムが変わって強引に終わるんだけど、繋がりがよくわからなかったので、先生に見せてもらって、やっぱり唐突だと思いました。チェルニーさん、ここ手抜きですか。

宿題は30-32です。30は和音の付点付きリズム。ずっと和音。こんなの指が相当強くないと弾けない!と思いつつ、先生が弾くのみてびっくり。どうやったら、そんなに軽やかに弾けるの?  31はアルペジオ、展開系。これがこの中では一番難しいはず、とのこと。32は、先生が「あなた、多分これ好きなはず」とか言ってました。笑 スケール、途中から左手はずっと高速ドソミソ系の明るい曲。

今週は、新しい曲なしです。既存の曲をもう一週で、来週また別の曲を弾くそうです。

帰ってから、先生のアドバイスについて考えていました。実は、昨日のレッスン以来、突然、太田胃散が安定し始めました。多分、先生の呼吸と模範演奏を聴いたからかも。演奏はCDだとかYoutubeでも当然聴けるんだけど、息遣いが聴こえるほどそばで演奏者を見ると、身体の動きとか、指以外のことが伝わってきて、とても勉強になるなと思いました。
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