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第一音にこだわる。
2014-01-02 Thu 17:13
今日は第一段階。楽譜を見ながら、またはところどころ音を出してみたりしながら曲の性格を考えています。それからネットを徘徊して曲ごとの予習、その時に思いついたことなど。


1)人形のお葬式

・中間部のクレッシェンドが、やはりクライマックス。その頂点になる部分、いわば見せ場というか。それなのにテクニック的に一番ややこしそう、というか唯一ややこしそうなのがその頂点。たぶんここでリズムが乱れそうな予感。対策:単音化。テーマとなっているリズム(たぁたーた)を常に参照。和音になって複雑になってもリズムを守る。
・基本、全てレガート。重音もレガート。ただし、2箇所だけスタッカート発見。ここは曲の雰囲気を考えても抑え目に。別に普通にレガートでもよさそうなのに、なんでチャイコフスキーはここをスタッカートにしたんだ? 
・フレーズの終わりをそっと。指の押さえ方で加減するんじゃなくて、弧を描くように最後の音は持ち上げて音量と質感調整すること。
・息継ぎ。最初の音が、どこからやってきたのかを考える。息の吐き始めと同時に音を出さないこと/吐く息の延長線上に音楽を乗せる工夫。弾きながらメロディーを歌ってみたらいいのかも?
・曲のイメージ設定。ヨーロッパ、疫病、曇り空、瓦礫、ひとりぼっちの少女、壊れた古い人形たち/彼女の唯一の宝物を埋める小さな背中、通りがかりの男(たぶん兵士? 旅人?)、人形は目の前からいなくなってしまった両親の身代わりとして埋めている=お葬式。悲壮感/絶望感は少女のものではなく、状況を客観視するこの男の感情。

2)道化師

・メジャーとマイナーの二本立て。途中からは一転3つの音を登らず下るが、やはりここでもメジャー、マイナー、メジャーと交互に繰り返し。導入部分は中間部の抑え感との対比のためにもはっきり快活に。なによりこの曲のオープン・ステートメントとして強く意思表示。とにかくエネルギーを温存しないこと。うっとおしいほどの明るさを持って。
・左はシンプルに。リズムを一定に、とび跳ねるような躍動感。テンポの設定。右、左へ飛ぶときは丸く空で弧を描くように指移動して、シャープに先から軽く落とすが、音が飛び出さないように。連続音との対比であくまでも楽しく。
・中間部Fメジャーの抑えた感じは、トリックを見せられたときの観客の緊張とわずかな不安、道化師の含み笑いの表現。弱くと書いてあるから弱く弾くわけではない。
・曲のイメージ設定。広場、突然の開幕、道化師の団体、紙ふぶき、ラッパ、一転するムード、魅せられる観客、トリック→不安→成功→喝采、大騒ぎのうちに幕を閉じる

3)フラメンコ

・スタッカート。左と右のスタッカートの違いに意識。左はギターの減をピンッと弾いた感じの音。というか、そもそもこの曲は全体がギターっぽい。右はレガートからのスタッカートなので、たったらら た パッパッと軽く短く。前半と後半はとにかくこのスタッカートの切れが命。最初はテンポ半分で練習すること。
・始まりはソフトに、極めて軽さを出す。音に遅れるので右は高く跳ねすぎない。手首。中間部に行く前のクレッシェンドから解決、一気にムードを変えるがすぐに飛び込まない。正しいタイミングを計ること。
・中間部のメロディアスなレガート。ひとつのまとまりごとに息継ぎ。一音ずつが目立たないように、あくまでも丸い音/流れるように、フレーズ最後の音で手の甲を向こう側に巻き気味/極めて軽く添える程度+タメ(休符)。慌てずに毎回しっかりタメてから次へ行くこと。
・後半への境の和音の重要性。後テンポを上げるために、あえて和音の直後は意識的にテンポ遅らせ気味で。最後の音はやや間を置いて遅れて入ること。
・曲想は明らかにフラメンコ(ダンス)なので、頭にイメージはあるけど振り付けの説明は面倒なので詳細は割愛。

4)勇ましい騎手

・右は左の和音で使っている音をベースとした分散和音。左の和音を取ることから。トニックAマイナーからドミナント、アクセントをはさんでドミナントへ戻る。トニック、トニック、トニック(3つ目にアクセント)。あとは交互。マイナーから始まって繰り返しのあと、二部はFメジャーへ移動。
・二部は左右スイッチ。左がメロディー。テンポ。


・・・・・煮詰まってきた。とりあえず、今はここまで。

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