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楽しいピアノ③
2017-03-24 Fri 16:00
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ア・テンポ
2017-03-23 Thu 03:00
ゆにくあです。


なんだかんだで毎日ブログ書いてるという・・・
おしゃべりですいません汗


それで、昨日はだいたい0時くらいまでピアノ練習して
たんだけど、気づけば朝からずっとピアノの前にいる
じゃないか。と (いや、毎日こうじゃないですよ笑)

で、自分の身体状態に注目してみたら、確かに疲れて
る気もする・・・のでそこでピアノの蓋を閉めましたが、
こういう無自覚なことしてるから腕が疲労するんだな、
と反省し、今日は少なめに行こうと思います。。


さておき。

3日前に譜読み始めたドゥムカに関しては、あれこれ
毎日思うと思うので、この話題に関しては限定記事に
することにしたんですよ。(ウダウダと書くだけだし、
個人的な統一感の問題なので深い意味はないけど笑)

ま、今日は話題ついでにオープンに書きますが

それで、昨日練習してる時、側にいたメルに「どんな
イメージの曲だと思う?」って訊いたらですね。

「ヨーロッパのお屋敷の広間に大勢貴族が集まって
何か不穏で張り詰めた空気なんだけど、上品な彼ら
は口を開かず・・・ただ何事もなく振舞っている感じ」

とか言うんですよ。


え~と・・・それでは、
この曲は、ロシアの村の・・・農民の曲ということで
ざっくりした曲構成としては、遅・早・遅って感じ。
この「早」は憂さ晴らしに踊りまくっちゃうぜ!的な
ほんとに素敵で・・・非常に大変なわけですが・・・

それは置いといて、

遅い部分は「超寒くて、貧しくて・・・厳しい暮らし」って
雰囲気かな? と私は思って練習していましたが、
その意思が気持ちいいくらいメルに伝わってない事実。


それで今朝、また楽譜を眺めながら (にしても・・・
例えばこの曲を先生に見せたら、まずどこから
注意されるだろう・・・)と考えてましたが、

考えるまでもなく、それは「休符」。


93.jpg


例えば最初の4小節だけ見ても、1小節目の左の和音の
あとすぐ休符。・・・ということは、左手を残さないってのは
当たり前だけど、でもペダル踏みっぱなしだと結局音が
残るから・・・(そっか、この休符を実現させるためには
ペダルを短くしないといけないのかな?)とかね。


そして、それに基づいて楽譜を見直してみると・・・

次の小節は両方保持で、3小節目の右旋律の
「ファミレ」はまた単音か。その直後は一瞬、左伴奏が
入るけど、2回目のドはまた単音ね、って感じで、実は
ペダルが思ってた以上に・・・だいぶ複雑。

(そっか! そういう乾いた感じだからこそ、極寒の
薄暗い雰囲気の中で、少し働いては・・・ため息。
みたいな印象になるのかな? もしかして! )

・・・とか


(冒頭だけで、物語の舞台がだだ広い場所だと
わかるような作り?)

とか

(時々、ロミオとジュリエット的な・・・吟遊詩人っぽい
印象を受けるけど、それってこのギターっぽい音?)



などといろいろ思いつつ、

でも私はあちこち無法にペダルで響かせて、
勝手に「あ~ん、この曲、素敵~」ってなってた(笑) 

(つーか1小節目から楽譜どおりじゃないという)



思えば、以前先生から

「(耳で聴いた)印象で弾かないで楽譜どおりにね」
って注意された時、その重要性にいまいちピンと
来なかった。

だけど、今日はじめて理解したかも。


耳から入ってくる情報は少ないし、ってか少ない
だけならいいけど・・・漠然と受け止めてるのに
それを頼りにしたら、実は遠回りになるってのを
実体験した気がする。

しっかし・・・見落とさないように楽譜読むのは
大変だよね、ほんと。テストじゃないけど、
解答の見直しを常にしないとだわ


******

それで、話は違いますがレッスン。

ぼちぼち・・・(ブログには詳細を書いてませんが)
先生とお話もして、当面不定期で見てもらうことに
したんです。いろいろ考えたけど、やはり私には
師が必要なので。。

不定期にしたのは、私にとっての一番のストレス
が2週間間隔、という枠に追われる「時間ない!」
みたいな感覚だと気づいたからです。なので・・・
これからはその都度、レッスンで教わった直すべき
内容の難易度に応じて、次のレッスンまでの日数を
決めたいですという旨をお話しました。

それと、もう毎回レッスン記は書かないと思います。

そもそも時間かかるし・・・文章に出来ることには
限界があるし、これからのレッスンでは和声学的な
どの音が導いてこうなるみたいな・・・そういう情報を
特にたくさんください。と伝えてあるので、読んでも
相当つまらないと思うし・・・書くのもつまらないし笑

さらに覚え書きするよりレッスンまるごと録音して、
自分が練習してる時に「なんだっけ」ってなったら、
その音源聴き直すほうがよっぽど正確というか、
わかりやすいので。


とりあえず、明日また先生に会うんですが・・・
ドゥムカはさすがに先生には内緒なんで、さてと
何を見てもらおうかな~って感じなんですけどね笑

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楽しいピアノ②
2017-03-22 Wed 08:07
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楽しいピアノ①
2017-03-21 Tue 16:20
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気まま練習。
2017-03-20 Mon 05:45
ゆにくあです。


モーツァルト2曲、いったん寝かせて次へ行こうと
思っていたのに、実はなかなか手放せません(汗
通しは全然していないけど、少しでも改善したい
ところが山ほどあるので、気づけば毎日どっかしら
触っている感じ・・・。目覚しくは変わらないけど笑

あとこの間お話した2曲もぼちぼちやってますが、
1曲目に関しては暗譜は終わってるので、楽譜は
頭に入ってるんだけど、ではそのように指が動くか
というのは全然別で、重音のリズム奏は難しく、
こっちもやっぱり部分練習しかしてない状況です。

「3月」はたった2ページですが、アップライトしか
使っておらず、子供達が家にいると、わさわさして
気が散るし、小さな音とかよく聴こえないので、
これは静かな昼間だけ。で、実はもう先生に見て
もらったので(先週ね)、既に飽きてるとこあるし、
3月終わったらしばらく弾かないと思う。

他にも同時進行で4曲くらいかな・・・(日によって
違いますが)おさらいしてる曲があって、主に
バッハとか・・・つまりレッスンで消化不良と感じた
曲や、忘れてしまうにはあまりに惜しい曲(笑)。

とはいえ、

この曲を3小節、この曲も3小節、みたいな練習
ばっかりで、しかも出来ないところしかやってない
から・・・そばで聴かされる家族はいい迷惑らしい。

それとユニゾンの全・半スケールの反進行形も
気分転換に取り入れていますが、これは単に
遊んでるのに近いかも。好きなとこで折り返して
行ったり来たりしてるだけなので。


それより。

実は・・・新しい曲に手を出しているんです。
明らかに、難しいってわかってるんだけど・・・
なんだか知らないけど弾かずにはいられなくて、
気づいたら譜読みしてました(汗 

みなさんに楽譜見せたら「とうとう気が触れたか」
と思うかも。でも取り憑かれてしまいましたので、
たまには苦労を覚悟で冒険してもいいか、的な。

あるいは、今年はもうこれ一曲でいいや、と。

( いや・・・まだ3月だけど笑 )


ってか昔だったら、楽譜に縦波線があるだけで
びびって弾きたくなかったんですよ。

そういう意味ではだいぶ大人になった!笑

どうせ弾くなら・・・どうせ1日中弾くなら
これ行っちゃいます。

大事にとっといても仕方ないし~笑


楽しいですよ~ 別世界にトランスしますよ。



しかし・・・最後の3分は非常にやばい。
でも先のことは・・・今心配しない。




しばらくブログ書けないと思うけど、ご心配なく。
単に猛練習してると思っといてください笑
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ピアノソナタ第28番 イ長調 op.101
2017-03-18 Sat 03:09
Part 2. Sonata in A major, opus 101 no. 28

第7回目プログラムより「ピアノソナタ第28番 イ長調 op.101」のレクチャー内容です。講義時間は45分。どうやらシフさんは、あまりワーグナー贔屓ではないようです(苦笑 途中で何度もピアノを弾きながら説明されているので、出来れば音源を聴いてもらえるとわかりやすいと思います。




「次のソナタは、前作(27番)の続きといった雰囲気です。ではop.90の終わりから、op.101へと続けて弾いてみましょう。(演奏)op.90よりも、さらに短い提示部ですね。2年の月日が流れ、時は1816年。このソナタはいろいろな意味で桁外れな、実験的作品です。構成は4楽章制に戻っていますね(あとで出てきますが、第3楽章を緩徐楽章+フィナーレとして捉えた場合の話)。」

「さて、ベートーベンはピアノソナタと平行して、チェロソナタを2作書きました。作品番号で言うとop.102、最初の作品はハ長調、2つ目は二長調です。そして、とりわけハ長調のチェロソナタとこのop.101の間には、非常にたくさんの類似点がみられます。まず双方共に、ゆったりめの楽章から始まります。第1楽章は『本当にゆっくり』というわけではないですが・・・落ち着いた雰囲気の漂う6/8拍子です。そして、溌剌とした行進曲のような第2楽章へと続き、それから緩徐楽章・・・これは本来独立した楽章というよりも、最終楽章の導入部ですが・・・ここの最後には第1楽章からの引用もあります。それからフィナーレは(チェロ・ピアノ)共に2/4拍子で、非常に複雑で難しいフーガを含んでいます。ということでベートーベンは、彼の人生においてこの時だけ、同じ構成を二つの曲へあてましたが、後にも先にもこの一回だけです。」

「この第1楽章には、またしても非常に複雑な演奏上の指示がドイツ語で書かれています。『速すぎず、そして非常に深い想いをこめて』。ベートーベンの作品の中でも、ここまで全体を通して優しい雰囲気の楽章は、他にちょっと思いつきません。勇ましいベートーベンでは全くありませんね。なぜなら、非常に柔らかくて愛情のこもっている音楽ですから。それからとても興味深いと思うのが、イ長調作品なのに・・・(演奏)調性がはっきりとわかりません。(演奏)ドミナントから始まっていますね? そして6/8拍子ですから、123456 123456。(演奏)そして、ここでやっとイ長調だとわかります。ですがまた・・・(演奏)問いかけ・・・(演奏)そしてまた問いかけ・・・(演奏)ただただ、疑問符ばかり。(演奏)そして、楽章はまだ始まったばかりだというのに、既にドミナントへ到達しました。そしてそれは私達の目的地でもあり、提示部はホ長調の上で終わります。(演奏)」

「これは、リヒャルト・ワーグナーの一番のお気に入りだったベートーベンソナタなんですよ。それもそのはずですね・・・なぜなら、彼が思うところの『永遠に続くメロディー』をここでみつけたのですから。もちろん時々息継ぎは必要ですけれど、(旋律自体は)決して終わりません。(演奏)そして、この動機・・・(演奏)また3度ですね・・・(演奏)それから転回形・・・(演奏)面白いのがベートーベンはスラーの下に3つの音を置いていますけれど、そのスラーの下には更に小さなスラーがついていますから、3音のうち2音を繋いで残りの1音は離しているわけです。ですから演奏する時、ここは注意を払う必要がありますね。(演奏)

そして、確実にホ長調の上に来ました・・・(演奏)ベートーベンはここで、小節線の在り処を曖昧に隠していますね。こういったところもワーグナーが好んだ理由のひとつかもしれません。(演奏)違いといえば、ワーグナーはベートーベンを敬愛していましたけれど、その逆はどうだったかな・・・と私は思いますね。(もしワーグナーの音楽を聴く機会があれば)敬愛したかもしれません・・・私自身は、ワーグナーに対して少しひっかかるところがあるんですけれど・・・そこには今触れたくありません笑 ・・・ですが、彼は素晴らしい天才でした。そこには疑問の余地がありません。とはいえ私たちは今、全く異なった音楽性についてお話しています。」

「さて、展開部へと進み(演奏)ここでも音楽の『解体』を見ることができますね。フレーズは徐々に小さくなっていき・・・(演奏)つまりこういうことを言っているんですが・・・ベートーベンとワーグナーを比較したくはありませんけれど、とはいえワーグナーの音楽にもこういった対位法をみてみたいものです。(演奏)準備もせずに忍び込ませるような、この再現部への繋げ方。ではもう一度、演奏してみましょう(演奏)この曲は、ベートーベンお気に入りの弟子のひとり、ドロテア・エルトマン夫人に献呈されました。伝え聞くところによりますと、彼女は素晴らしい演奏家だったそうです。この楽章のやわらかな雰囲気にも説明がつきますね。それではこの楽章の終わりの部分を、もう一度演奏させていただきましょう。(演奏)susコード(3度を半音上げて4度に変化させた和音)があり・・・(演奏)小節線に逆らいながら・・・(演奏)9声から成る和音。このやわらかな楽章の中で、フォルテシモへと登りつめて・・・(演奏)コーダ・・・(演奏)女性的終止の上でリタルダンドしますが、まさに『天と地』といった雰囲気ですね。ベートーベン時代のピアノにとって、これらは最高音域と最低音域にあたります。そして続く楽章はとても興味深く・・・ではまず第1楽章を終わりから」

(第1楽章の終わりから第2楽章の頭へ繋げた演奏)

「(ドイツ語の指示は)『生き生きした行進曲風に』。シューマンの作品を彷彿させるところがあるなと、私には感じられます。(演奏)それとベートーベンの弦楽四重奏 op.132にも、行進曲風なところがありますが。調性・・・第1楽章はイ長調で(演奏)そして今・・・(演奏)再度、3度の関係調ですね。この行進曲風な部分は、他ではスケルツォにあたりますけれど・・・まず、最初のフレーズはトニックからドミナントですね。(演奏)・・・ハ長調まで来ました。それから、今の部分が繰り返された後、8小節のハ長調カデンツァです。(演奏)と、ハ長調からヘ長調へと戻って、そして次に・・・(演奏)ということで、ヘ長調からイ長調へ(演奏)何が起こっているかというと、3度の関係調。まずイ長調・・・(演奏)このソナタの調性ですね。そしてこの楽章の調性、ヘ長調(ハーモニー比較演奏)とても奇抜です。

「そして変ホに至ると(演奏)ここで初めてペダルの指示が入ります。前にもお話しましたが、ベートーベンはペダルを意識的に活用した最初の大作曲家です。そしてここでも彼は、何重もの音の層を求めているので、ペダルの踏み替えはなしです。(演奏)全てが一緒に泳いでいます。では少し戻って・・・(演奏)ここでペダルを上げて。そしてピアニッシモ、非常にミステリアスに(演奏)ここでは対位法と、その複雑さを感じ取ることが出来るかと思います。これは、ちょっとした単純な行進曲ではなく・・・全くもって入り組んでいますね。例えばこのパッセージのそれぞれの声部は、次に来る部分を模倣し合っています。(演奏)」

「それからベートーベンは突然、p(ピアノ)で『ドルチェ』と書いていますから、このような生気溢れる楽章の中ですら、『優しさ』という名の小島を浮かべているんです。(演奏)躍動感溢れる楽章ですね。そして、スケルツォ形式でいうところのトリオ・・・ではまずこのマーチ部分を終わりから・・・(演奏)サブドミナントの変ロ長調は、ホルンによる合図のように。(演奏)ヘ音がホルンの長い音色のように、そこへ留まっていますね。そしてトリオ部分は非常に素晴らしく独特です。なぜなら、ここは2声の対位法を表していますので、ドライで高尚な感じにもなりがちです。ですがベートーベンは数回ここへドルチェと書いており・・・シンプルで感情豊かに仕上げることに成功していますね。(演奏)そして繰り返しです。・・・と、これは手稿で明白ではありませんが・・・なぜならベートーベンはここで反復記号と共に、1音書き忘れていますので。テクニカルなことなので・・・詳細に触れて、みなさんを退屈させたくはありませんけれど。」

「ということで、2つの声部は平行して(演奏)そしてまずカノンが始まります。ほとんどの方はカノンとは何かご存知かと思いますが。軍事品のことではなく。(それはキャノン・・・)上声部がカノンを始めて(演奏)下声部がそれを模倣します。(演奏)・・・1小節遅れで。(演奏)ここでトリオの頭に戻るとするならば、そこには『ファ(ヘ音)』が必要となり(演奏)ですが次の部分へ進む場合は『ミ』ナチュラルが必要となりますが、さっきベートーベンが書き忘れたと言ったのは、ここの部分のことなんです。(演奏)とてもシンプルなカノンですね。(演奏)そしてここで何か新しいことが始まり(演奏)このトリオはABA形式です。つまりハムレットのような劇中劇・・・トリオの中にあるABA形式ですね。(演奏)ホルンの合図に戻って(演奏)そして転回形で・・・ここ素晴らしいですね、ベートーベンが再びマーチを登場させているのが。(演奏)またも『地上』と『天空』です。(演奏)まるで軍隊が彼方から近づいてくるように。(演奏)そしてダ・カーポ、アルフィーネ。」

「そしてこの後続く素晴らしい楽章は、ゆったりとしたイントロのように。過去にこれと似通った楽章を、ワルトシュタインや告別でも見聞きしてきましたね。間奏曲的なそれは、正式にはひとつの楽章ではありませんが、彼はこの『緩楽章』をフィナーレへと繋げています。それからイの調性へと戻りますが、長調ではなく短調で(イ短調)。そして『ウナコルダ』という指示をしていますね。鍵盤楽器の場合・・・ひとつひとつのハンマーは一度に3弦叩きます。それはベートーベンの時代のピアノも同じです。けれど(当時のピアノの)構造的に、ペダルを踏んで鍵盤が右へ移動した時に、ハンマーで1弦だけ、2弦だけ、あるいは3弦全て叩く、という切り替えが出来ました。残念ながら、現代のピアノはそういったことが出来ません。まったく、たいした進歩ですね笑」

「とはいえ、(ロンドンから届いた新式ピアノを最後の方は使っていたので)ベートーベンのピアノでのウナコルダの音色は、3弦叩いた場合とは全然違います。それで、私は調律師の方に『ソフトペダルの効果を究極の状態に持っていけるよう、何かつけてください』とお願いしました。なぜならここで求められるのは、理論的に・・・という次元ではなく全く異った音色ですから、なんとかそれを実現できると良いんですが。このイ短調楽章は異世界風であるべきなんです、本当に。(演奏)そして演奏上の指示は『ゆっくりと、焦がれるように』。 この旋律を聴いてください・・・(演奏)これが意図的であるにせよないにせよ・・・ベートーベン流の『音楽の捧げもの(BWV1079)』ですね。(演奏)私は、これを意図的だと思います。なぜならこの時期のベートーベンは、バッハについて研究していました。もちろん当時は、誰もバッハの音楽を演奏しませんでしたから、『音楽の捧げもの』に触れる機会があるとすれば図書館ですね。しかし、非常に重要な作品で・・・この主題をイ短調へ移調してみると(演奏)思うに・・・(演奏)そしてここでも『天空と地上』・・・(演奏)」

「そして、平行調のハ長調へ到達したところで、対話が始まります。(演奏)これはバッハの『半音階的幻想曲とフーガ』を思い起こさせますね・・・幻想曲の最後のところ。引き続きウナコルダで、とても面白いのがベートーベンの閉鎖的ペダル指示です。(演奏)ここはペダルなしで(演奏)この2音の16分音符だけ・・・(演奏)もう一度、ペダルなし・・・(演奏)そして・・・ここだけ。(演奏)非常に興味深いですね。それから、半階音の下降と共に、このソナタのドミナントへ(演奏)そこへとどまり・・・(演奏)そしてこの濃厚なハーモニー・・・(演奏)重要な何かの瀬戸際、という感じがしますね。それからフェルマータで、カデンツァが始まります(演奏)ここに『左のペダルを外して』と書いているんですが。一度に全てではなく、ひとつずつ弦を増やして最後には完全に視界が開けるような指示です。しかし現代のピアノでは、ほぼ不可能ですね・・・想像するよりありません。がっかりさせて申し訳なく思いますけれど・・・とにかく、古典楽器から私達が学ぶことはたくさんありますね。単なるガラクタなどではなく、非常に素晴らしいと思います。まぁ、ベートーベン自身がこれをどう聴いていたのかは、わからないと思いますが・・・聴覚障害の関係で。」

「ということで、ここで・・・(演奏)彼は徐々に弦を増やして・・・(演奏)全ての弦。(演奏)ペダルがあって・・・(演奏)それから引用が出てきて、8分音符の短い音で終わります。そしてここは素敵な瞬間です、デジャブーのような。(演奏)フェルマータ・・・(演奏)もう一度、フェルマータ(演奏)素晴らしい技巧的トリル(演奏)・・・・フィナーレへ!」

(演奏)

「素晴らしいフィナーレですね。元気いっぱいで、楽しげなユーモアに溢れて。典型的なベートーベンのユーモアですね、後期においてもなお。そしてこのリズム。(演奏)前にも・・・(演奏)あるいは・・・(演奏)ですが、こういった表現は初めてです。(演奏)登場早々、既に対位法とその模倣ですね。それはまるで『目覚まし』のように。wake up! 『起きなさい!』と。(演奏)フェルマータ。そして声部を移し、低音部へ(演奏)チロル地方に行って、ヨーデルというものをお聴きになったことがある方。・・・これは『ヨーデルの動機』ですね。とてもオーストリア風な。(演奏)主題はバスへ移って(演奏)バッハのインベンション的な、カノン風の(演奏)主題が推移して・・・(演奏)これも面白いですね、最初の拍が抜けています。1(休符)タララララーと。それから2小節だけピアニッシモでペダル、ここだけぼやけた感じに。(演奏)もう一度弾いてみましょうか。(演奏)・・・と、これは『訂正』のようなもの。そして田舎の踊り風のものが来て(演奏)2声ポリフォニーによる田舎の踊りと、その伴奏です(演奏)そして変奏・・・(演奏)偽終止。この最後の主題は、ものすごくおかしいんです・・・いや私にとっては。(演奏)さりげないユーモアです。安っぽいユーモアなどではなく。」

「それから展開部が始まり・・・(演奏)美しいコラールですね。思い起こしてみると・・・(演奏)こういったところにも繋がりがありますね。(演奏)脅かされるような和音ですね、フォルテシモの。ピアニッシモのところで・・・(演奏)こう遮るわけです。そして、この展開部にベートーベンはフーガを置いています。そしてそれは、とてもとても難しいです。練習しないと・・・いけません・・・(演奏)そして再現部へ。ですがこのフーガですら、高尚というより面白い作りです。なぜなら、ピアニッシモで・・・まるでステージの上の『悪役』が、爪先立ちで歩いている様な。(演奏)このトリルも可笑しいです。このトリルは接尾辞なのに解決しませんから。(演奏)普通はこうですけれど・・・(演奏)・・・と、まるで収まりません。(演奏)これは計画的に置かれたコミック要素です。そして、蛇足なので詳細まではお話しませんが・・・このフーガの最後で、低音域のバス音が拡大され(演奏)ここをフォルテシモで強調します。これはベートーベンの外国製ピアノだからこそ存在した低い『ミ』で、ウィーンのピアノにはなかった音です。そしてこの楽章の最後は・・・(演奏)と、このように機会があるたび、ベートーベンはこの低い『ミ』を楽しんでいます。まるで『新しいおもちゃ』を得た子供のように笑 (演奏)・・・と、これがop.101の最後です。そして次は大変喜ばしくも、語るのが非常に難しいハンマークラヴィーアです」
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コーダのとっかかり。
2017-03-10 Fri 08:36
ゆにくあです。



次はバラ1のコーダ部分に的を絞って解説している方。
ジョシュア・ライトさんという方で、私もよく知りませんが
スカイプレッスンとかしてる先生みたいです。細かい
アーティキュレーション指示の正確さ等は、私に判断
つきませんので、自己判断で参考程度にどうぞ~

ある意味・・・この一つ前のルービンシュタインさんの
いう「大袈裟にしない」と逆行している気もしますが、
音が多くてリズムの枠すら定まらない!
みたいな状態だったとしたら・・・いったん目印をつけて
練習するのも悪くないんじゃないかな~と個人的には
思います。


ということで

(最初の1分はチャリティー活動について、
参加者へのお礼コメント)






そして最初に彼が触れるのは、テンポについて。

もちろん、ショパンはここをプレスト・コン・フォーコと
しているけれど、これは「可能な限りのスピードで」
という意味ではなく、特に音楽のもつ芸術性を犠牲に
テンポを上げるのは本当に避けたほうがよく、

つまりピアノ技術者としてではなく、芸術家として曲を
考えて欲しい・・・とのことで、技術面にこだわらずとも
芸術面・音楽性を育てていくうちに、技術も収まるべき
ところへ収まる・・・といった考えのようです。

解説付き演奏は2:15くらいから開始しますが、

まず(コーダの)入り口は、
コンフォーコ「炎」に重点をおき、右手トップ音(最高音)
を前に出す練習をしてから、全体を軽いタッチに。
フレーズの緩急を感じて。 あたりがアドバイス。




そして多くの人が雪崩を起こす部分の説明(3:15)

いきなり理想のテンポで練習しない。
内声に気を配る・・・ということで、わかりやすいように
わざと少し強調して、ゆっくりとデモンストレーション
してくれてます。

(ショパンは旋律を左右の手に分けて別々の音域を
混ぜて繋いでいるので、それらを美しく聴かせる的な)

4:06 ここで少しエネルギーを集めて
4:20 左手の旋律にも気を配りつつ・・・・

ということで、まずゆっくりのテンポで芸術的に
フレーズをまとめてみる。

(4:45 ジョシュさん的には、ここで若干緩めた後、
あらためて音楽を膨らませていくのが好みとのこと)


他には5分あたりからペダルについてですが、

こういった意見は、全て自分の主観でしかないから、
気に入らないな~と思う場合は、もちろんまるっきり
無視して構わないけれど、私がこの曲を練習した時
コントロールを保つ上で、とても役立ったことなんで
ご紹介しています」

という前置きのあと

ここ(5:20)はペダルをつけないほうがまとまります。
と説明していますが、

「(ホールの)大きなNYスタインウェイで演奏する場合、
ペダルをつけるとドロドロな音になる」という理由から
なんで・・・まあ好き好きでしょうか・・・



最後の方は、クリスティアン・ツィマーマンの演奏が
一番好き! みたいな話に発展しつつ笑



「芸術1番、スピード2番!」

ってまとめに入っていて、以前の自分は速いテンポで
弾いてたけど、最近はゆっくり目に弾くことにしていて、
その方がよほど音楽をコントロールできるので満足

とか

まずは自分が納得する歌い方、表現したい色彩、彩度の
イメージをさがして、それをゆっくりのテンポで再現する
練習から始めてみるとよいですよ(8分くらいんとこ)


ってお話。


これをまるっきり真似するとかではなく
(習っている先生のアドバイス等もありますので)
ですが、とっかかりとしては
割といいこと言ってるなーって思いました★




おまけ。

この先生の音のコントロール見本も参考になるかも。
長いパッセージは分けて、逆から少しずつ足して
練習すると良いですよ、とか 手首の使い方とか
弱い音を出すには指を上から落とさないで、とか

まぁ既に知ってる情報だろうと思いますが、映像で
みるのも面白いかな~と。(英語だけど、見れば
何をやってるかわかると思うので。よろしければ)


・・・ということで、みなさん
連投してすいませんでした!! 以上ですw

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倉庫の奥から。
2017-03-10 Fri 05:20
ゆにくあです。


時間置くと、またすぐ面倒くさくなるんで
続けてバラ1関連の小話。


今回はアルトゥール・ルービンシュタインさん。

ってか、ルービンシュタインが教えてる映像が
残ってるって、なにげにすごくないですか笑

で実際に拝見した動くルービンシュタインさんは
手が細長くて、箒みたいだと思いました。
だいぶご高齢なので、一部回路は緩めですが
ご心配なく、演奏は本物です。


ということで、動画は2パートに分かれてて
それぞれが8分前後。


パート1

生徒さんが演奏してるのを横で聴いている
ルービンシュタインさんの表情変化が
興味深いです笑 そして演奏が終わると
開口一番

「いい演奏だよね・・・(というか)狙いはいい。
まぁ後でもっと良い演奏になるだろうから」
 ↑
心配しないで的に励ますルービンシュタインさん

「テクニックは良いし、演奏しようという心意気は
買うけれど、時々大袈裟で・・・イ長調に向けて
準備するところの・・・

たぁぁぁりぃぃぃ なみぃぃぃ 
ぱぁぁぁ・・・

ってところ、わかるよね? ほら、


ぱ ぱ ぱ ぱ ぱ~ 

って準備してるけど、激しく盛り上げすぎて、
期待させた瞬間が結局訪れない。約束した
ことは実現させないとね。

ちょっともう一回弾いてみてくれる?
たららららってとこ・・・・ええっと・・・・・・・・・・
どこだっけ・・・・・・・・えーと・・・・イ長調が・・・」


生徒「・・・え、どこですか(汗」


てぇぇりぃぃぃららりぃぃぃ・・・・

(生徒、それをキューに弾き始める)

「いや、その前のところ」

って感じで進むんですが。



途中、ルービンシュタインさんが曲の流れを
ど忘れちゃったり、擬音や身振りも多いので笑
文章にしづらいため、ざっくりと内容を要約すると

イ長調へ向かうための部分は、努めて徐々に
自然な感じで盛り上げて、最後のクライマックスへ
持っていくこと。やりすぎないこと。最後尻つぼみに
ならないように。って話をしてます。


生徒さん、かなり緊張しているようで・・・・
ガチガチで気の毒ですけど、まぁ仕方ないですね。

その他ですと、

ショパンの音楽を叩きつけるような重いタッチで
弾くのは良くない。クライマックスで豊かになるのは
あくまで「感情」であって、大きな音を出そうと鍵盤を
バンバンとやるのではなく。

5:30秒くらいからは、一部フレージングのお手本で
「アクセントをつけないように」と指導していますが
こういうところは映像を観ているだけで伝わりますね。
辛抱強く、生徒さんが出来るまで繰り返しお手本を
見せてくれてます。

というのが映像1。

そして映像2はその続きで、


パート2


継続して「アーティキュレーションを正しく!」
という指導ですが、生徒さんがコツを掴んだ
瞬間、「ほら!できたじゃないか」と喜ぶ姿が
素敵です。笑

「なんだっけ。しばらく弾いてないから忘れた」と
音を探してる場面もありますが、思い出してからの
音色がなんとも素晴らしく、

まるで、大きな倉庫の奥に眠っていた宝ものを
引っ張り出してきたようなイメージです。

3:35秒くらいから、また生徒さんの番ですが

「(エピソードの)終わりの部分なんだから、
終わりらしく弾いてごらん」

というアドバイス。


後半は心の持ち方について。

ショパンは常に優雅に。音楽とはそういうもの
なんだから、ショパンに限らずどんな曲でも
根底には気品を。

気品なしでは良い音楽と言えないのだから。
貴族の誇りと気品と気高さ、柔らかさ・・・
そういったものを全て音楽にあてること。

ひけらかすような傲慢な演奏はダメだよ。
リストならいいけれど・・・技術を披露する
ような意味でね。私にはもうそんな曲は
弾けないけれど。


だそうです笑




気品かぁ~ 



散歩は・・・・・しないんだね。笑


次は:コーダに絞って説明してる人

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5分で無理やりショパン
2017-03-10 Fri 02:55
ゆにくあです。


・・・・言うまでもありませんが、私がショパンの
バラード1番に取り組むわけではありませんし
解説者も私ではありません(汗


あれです、

いろんな人がいろんな事いってるし、主観もあるし
たいしてお役に立たないかもしれませんけど・・・
ちょっとした気分転換・息抜きになればいいな~。

という単純発想から・・・

ネットでみつけたバラ1関連動画のダイジェストです。
たくさんあるのでどんどん行きますよ~。

まずは、バレンボイムさんの5分でクラシック シリーズw




どうも~「5分でショパン」へようこそ~ と始まりますが、
5分間って、バラ1語るにはやけに短くないですか。笑

体育館みたいにだだっ広い空間の中央に配置された
グランドピアノ。時間5分しかないのに、そこへ歩いて
移動する時間まで含まれているという。
(バレンボイムさんが焦って走るとこが見たかった)

という突っ込みはおいといて、話の内容としては

ショパンは史上初・ピアニスティック曲の作曲家で
ホロヴィッツがパリで再来コンサートした時に~
という短い思い出話から始まり、作品解説はまず


1.序奏がついてる作品だということ。

この序奏は単に後続部分を紹介するために存在
する導入役ではなくて、むしろショパンが
「ええと、これからどんな曲を演奏しようかな~」と
迷いながら答えを探している部分なので、曲全体の
構成の一部として組み込まれていない、独立した
部分である、とのこと。

ということを踏まえて・・・曲を演奏する側としては、
あたかも「たった今、生まれた音楽を奏でている風」
にしたいわけで(もちろん作曲者の助けを借りて)

しかも、次に来る音楽としていろんなタイプが想像
できるくらいオープンなスタート具合なので、まずは
模索するんですが(2:24)こう始まって・・・ここで
方向転換して・・・(どうでもいいですが、ここ。
バレンボイムさん、超カメラ目線)

「・・・ここはどこでしょう・・・たぶん、これかな・・・
おや、違いますね・・・そして、ハーモニーは消え
・・・しかし音色の残像と共に・・・

こう始まります・・・」 (ちょっと演奏)


2.バレンボイムさんの解釈によると、
バラードっていうのは「散歩道を歩くこと」
みたいなことなんだそうです。

この曲は、形式的に割と自由ですから、
言ってみれば素敵な散歩中に出くわすような
事柄・・・楽しい会話かもしれないし、素敵な
景色かもしれないし、とにかくそういったものを
表現していて (3:56くらいからまた演奏)

それから曲はこのように進んで行きつつ、
時にはとてもドラマチックになったり。
(素材は同じでも形を変えるというような)

そして素晴らしい終焉部(コーダの一部
を演奏)・・・そして、だーっと降りてきて
終わります。

さて、お楽しみいただけましたか~


って、え。 もう終わり?ww




ってか、このバラード1=散歩ってのは・・・
普通の意見なんでしょうか? 

私、自慢じゃないけど
バラード1について、全くわかってないので
メインストリーム的意見なのか、それとも
バレンボイムさん独自の見解なのか、正直
まったく区別がつかないんですけど。

散歩・・・・・・・・とは思ったことなかったなぁ。
そうか、さ、散歩か・・・・


あの、それで最初はダイジェストにするつもりで
書き始めたんですけど、どんどん行きますよ~
とか言っといてなんですが、既に長いので・・・
やっぱ分けます。笑


次は:ルービンシュタインさんです





コメントあけときますが、マジでお気遣いなく。
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ピアノソナタ第27番 ホ短調 op.90
2017-03-10 Fri 02:00
Part 1. Sonata in E minor, opus 90 no. 27

第7回目プログラムより「ピアノソナタ第27番 ホ短調 op.90」のレクチャー内容です。講義時間は47分です。音声だけなのでよくわかりませんが、冒頭で「頭に変なのつけててすいません」みたいなことをおっしゃっているので、恐らく今回はヘッドセット着用なのかもしれません。さておき、途中で何度も何度もピアノを弾きながら説明されているので、出来れば音源を聴いてもらえるとわかりやすいと思います。





「今日(第7回目)は、3つのマスターピースについてお話したいと思います。ホ短調ソナタ たった今、第一楽章・提示部をお聴きいただきましたop.90、それからイ長調 op.101、op.106 変ロ長調、別名『ハンマークラヴィーア』です。私達は、後期の作品へと到着しましたね。そしてこれら後期作品は(ベートーベンソナタの中で)最も謎めいた傑作と言えるでしょう。お話すべきことはたくさんありますけれど、と同時にあまりに偉大な音楽ゆえ言葉にするのは極めて難しく・・・ですので、今日の講義で大失敗しないことを願っています。」

「それにしても本当に、これらについて語るのは容易なことではありません。無味乾燥な楽曲分析になってしまうのは避けたいですし・・・そういった視点でしたら、他にもっともっと上手に説明出来る方がいらっしゃいますから。笑 (解析については)良書を入手されるのも一案かと思います。音楽評論家達・・・彼らはほとんどサイエンティストのようだとも言えると思いますが・・・その彼らが『謎解き』に挑んでいますね。

そして、謎は依然残されたままです。特にハンマークラヴィーアのような作品について、ベートーベンは『これから向こう50年間、演奏者達を悩ませる作品となるだろう』と語りましたが、これは『世紀の謙遜』だと思います。笑 なぜなら、ハンマークラヴィーアが書かれたのは1817年~1818年頃ですけれど、その全体像は今もなお謎に包まれていますので。この音楽が何を意味するのか。また、何を伝えようとしているのか・・・といったことは誰にもわかりません。ですがひとつ言えるのは、そのモダンさゆえ常に新鮮味を失わず、決して色褪せることない斬新さと共に私達へ語りかけてくる作品だということでしょうか。」

「それでは、まずホ短調ソナタ op.90からみていきましょう。これは、ベートーベンソナタ後期への導入となる作品で、片足を過去に置いたまま、しかしもう一方のつま先は未来へと向かっています。そしてお分かりいただけるとおり、これはいわゆる『単に感じよくまとめた音楽』ではなく、むしろそういったものの対極にあって、ありきたりな枠にも収まっていません。ベートーベンは、周囲を喜ばせるためにこれを書いたわけではないのです。それから、彼はこれを意図的に2楽章構成としました。しかし既にそういった形式は経験してきましたね、例えばop.54で。(演奏)あるいは嬰ヘ長調ソナタ op.78・・・(演奏)ちなみにこのソナタより後のop.111、最後のソナタも同じく2楽章制ですけれど、これについてはまるで無限に続くような印象を受けるので、そうとはすぐに気づかないかもしれません。」

「ということで、この2楽章制という構成はハイドン時代まで遡ります。ハイドンは数多くの音楽を2楽章構成で書きましたね。モーツァルトはというと(ピアノソナタでは)一度もありません。ですが・・・ちなみに、モーツァルトのバイオリンとピアノのためのソナタ ホ短調・・・(演奏)これも同じく2楽章制です。そしてこれがモーツァルトにとって唯一のホ短調作品です。モーツァルトがあまり使わなかった調性、という点でとても変わっていますね。ベートーベンは恐らくこのソナタの存在を知っていたんでしょうし、ハイドンのホ短調 ピアノソナタについても聞き知っていたことでしょう。(演奏)」

「さて、このop.90は1814年の作品で、つまりひとつ前の-”les adieux”との間には、大きな時間的ギャップがあるわけです。(演奏)前回お聴きになりましたね・・・”les adieux”あるいはドイツ語で”Das Lebewohl”。これは1809年、ルドルフ大公のために書かれました。ベートーベンがこんなにも長い期間待ってから、次の作品を書いたのはとても奇妙なことです。opus 81a(告別)の頃は、ベートーベンの人生におけるひとつの転換期が終焉を向かえていましたから『当面、ピアノ音楽を通じて語るべきことなどない』という気分だったのかもしれませんね。と同時に、これはベートーベンにとって極めて厳しい時期で、耳の不自由さも困難を極めていましたし、および深刻な金銭問題、そして家族問題としては弟の死があり、甥のカールの面倒を見なければなりませんでした。その上、歌劇『フィデリオ』の準備にも忙しく・・・ピアノソナタについて考えている余裕がなかったのでしょう。」

「ですがその4~5年の間に、ベートーベンは再度自分を奮い立たせ構想を練り、このホ短調ソナタを書き上げたんだと思います。この曲はモーリッツ・リヒノフスキー伯爵に献呈されました。カール・リヒノフスキー公爵の弟ですね。ウィーンのリヒノフスキー家は、ベートーベンにとって長らく音楽上の良き理解者でした。このソナタに関しては逸話があり、シンドラーか・・・弟子のフェルディナント・リースあたりにベートーベンが語ったと伝えられているのが、第1楽章は「理性と感情の争い」、第2楽章は「恋人との会話」。真偽のほどは定かではありませんけれど、とても素敵な解釈だと思います。笑

「とはいえ、これは既に彼がイタリア語の音楽用語に満足できなくなっていた時期ですから、アレグロ、アダージョ、アンダンテといった言葉に対して・・・(ドイツ)愛国主義者的ではありますけれど・・・深い思考力をもつ音楽家としては、こういったイタリア語の用語だけは彼の発想を厳密に伝えきれないと考えたわけですね。そこで彼は、このホ単調ソナタ・第1楽章の頭の部分にMit Lebhaftigkeit und durchaus mit Empfindung und Ausdruck.(溌剌と、そして終始感情と表情をともなって)と書き込みました。

当然、現在の私たちは『もちろん、表情なしで演奏するなんて!』と考えますが、ベートーベンとしては(耳の聴こえない私にはもうピアノが弾けないのだから、演奏家たちのために出来る限り正確な指示を残さなくては)という想いがあったんだと思います。そしてここから先のソナタ作品には、たくさんの発想記号、また強弱や表現についての指示もみられますね。これらの手稿は2作品分残っており・・・op.90とop.101ですが・・・時にそれらは極めて読みづらく、『解読』するのが困難ですから、当時の人達はいったい全体どうやって彼の筆跡を読んだんだろうと思いますね。」

「さて。では始めましょう。これは3分の4拍子ですから・・・123、123。そして裏拍で始まります、3拍目の。123、12・・(3と同時に演奏)これらが最初の8小節になりますが、前出の説明を思い起こしてみると『感情の相互作用』ということで、この最初に出てくる意思表示は『交流』です(演奏)それは疑問符で終わり、そして答えがかえってきます(演奏)最初の部分はフォルテですから強い意思表示、そして続く部分はまるで懇願しているように。ということで、疑問の投げかけと回答・・・理性と感情。モチーフ的に言うならば(演奏)3度の音程距離です。(演奏)この『3度』については、ハンマークラヴィーアの時にもっと詳しくお話しすることになりますが、既にそちらの方向を指し示しているわけですね。(演奏)」

「問いの答えは、まるで弦楽四重奏から抜け出してきたかのようです・・・弦楽四重奏のために書かれてたとしてもおかしくないくらいですが・・・冒頭部分はとても交響的ですね。オーケストラ風、そして弦楽四重奏風。(演奏)さて、ドミナントのロ短調に到着しました。そして、続く次の8小節はこれまでと全く異なっていますよ。(演奏)またドミナントの上で止まりフェルマータですから、メトロノームのスイッチを切るべき部分ですね・・・まぁ最初から電源など入っていなかったとは思いますが。笑  それから・・・この2つ目のフレーズは、何がどう違うんでしょう。まず最初の8小節からは、縦方向のエネルギーを感じますが、続く部分はとても旋律的で横方向へ流れていますね。(演奏)」

「ハイドンやモーツァルトとは対照的に、ベートーベンは初の「レガート作曲家」です。ハイドンやモーツァルトの場合スラー表示があっても、それが1小節を超えることはまずありませんでしたし、モーツァルトのスラーはいつもバイオリニストが一弓で弾けるくらいの長さでした。ベートーベンの場合は、非常~に長いスラーが出てくることもあります。8小節、10小節、15小節なんて場合もあります。そして、それらを一弓で弾けるかどうかは関係なく、あくまで彼のイマジネーションの形ですから、時として完全に非現実的で演奏不可能だったりもしますが、でもイマジネーションの表現としてそこに必要なものなのだと思います。」

「では2つ目のフレーズを弾いてから次へ進みますね(演奏)そして次です・・・(演奏)再度トニックの上で止まり、またフェルマータ。ということでこの最初の24小節、3×8(8小節3つ分)がこの作品の軸を構成しています。3つ目のフレーズについては・・・(演奏)この大きな跳躍。1オクターブと7度ですね。ベートーベンは20年前のop.2-2を振り返り・・・(演奏)ここにも同じ形の跳躍が出てきますが・・・偶然ではないと思います。自分の子供の(昔の)写真を見るような感じですね笑 それではもう一度、冒頭24小節を演奏してみましょう。(演奏)ここで何が起こっているかというと・・・突如現れた、恐ろしい雰囲気のオクターブです。(演奏)他のハーモニーを含まずに、ただドミナント、トニック。リズムも最小限まで削ぎ落とされた123、123(演奏)そしてピアニッシモですから、とても恐ろしい感じがしますね。このソナタのダイナミクスはピアニッシモからフォルテシモと極端で、それらの間には多種多様な色彩が存在しています。」

「そして、この最初の爆発(演奏)二振りの・・・ここを弦楽器演奏に喩えるならば『下げ弓』を2回。No! No! ・・・現実の否定です。そしてもう一度・・・(演奏)ここは素晴らしいですね、なぜなら私たちは今、イ短調上にいて(演奏)それはまたしてもピアニッシモ。そして、このシ♭は遥か遠くの世界への出発です。(演奏)それから何が起こるかというと・・・鍵盤上、このシ♭とラ♯は異名同音の関係にあり・・・あまり細かいところは説明しませんけれど、残念ながらピアノとは半メカニカルな楽器なので、バイオリニストのようにシ♭とラ♯の違いを表現することは出来ませんが、そこは想像力をもって。『これはシ♭・・・』と思って弾くと、私の脳と心はラ♯とは違った感じ方をするんです。(演奏)それからミのナチュラル。これはトライトーンですね。ある筋では「悪魔の音程」と呼ばれていますけれど。(演奏)そして減七の和音が出てきますが、そのバス音は既にシ♭ではなくラ♯です。(演奏)・・・と、ロ短調へ達しますね。これはホ短調のドミナントです。(演奏)」

「それから、ベートーベンは切迫感のある8分音符を伴奏に置き・・・(演奏)合わせると(演奏)そしてフォルテシモに至ると、そこへリタルダンドと書いていますね。このように彼の指示は非常に厳密で、演奏者には選択の余地がほとんど残されていません。では、この2音を聴いていてください・・・(演奏)嬰ヘ音とト音(ファ♯とソ)。これらはこの楽章にとって、非常に重要な鍵となりますので。ト音は11回ですね。(演奏)それから次の主題が出てきますが、嬰ヘ音からト音の後はその転回形としてト音から嬰ヘ音へ(演奏)非常に興奮した様子の16分音符伴奏で、とても弾きづらい音形です。(演奏)バス音程に注目してみると(演奏)ちょっとこんな感じ・・・(演奏) まぁ偶然かもしれませんが。(シューベルト作品への影響について若干匂わせたあと)

とにかく主要主題の・・・(演奏)転回形は・・・(演奏)となりますが、つまりここのバス音程は主要主題の転回形ですね。これがベートーベンの手法なんです。小さなかたまりやモチーフを取り出し、そこから段階を追って作り上げていく・・・単なる章単位ではなく楽曲全体に渡ってです。そして、そうした点がベートーベンという作曲家のユニークなところだと思います。とはいえ・・・これはハイドンから受け継がれたものですけれど。ハイドンは(こういった手法の)達人でしたから。(演奏)その変奏・・・(演奏)そして最終主題です(演奏)不協和音がぶつかり合い、またしても嬰ヘ音からト音です。(演奏)ここはナポリの六度・・・(演奏)本当に挑戦的といいますか・・・とてもモダンな音楽ですね。(演奏)またト音から嬰ヘ音・・・(演奏)恐らくお気づきになったかと思いますが、とてもコンパクトです。実はこれはベートーベンのソナタの中で最も短い提示部のひとつで、わずか1分以下で終わってしまいます。感覚的には短いですが、たくさんのことが盛り込まれています。」

「さて、提示部をロ短調で終えた後、展開部は『ミ』ナチュラルの単音から始まります。(演奏)この8分音符の伴奏については、既に聴いていますね・・・(演奏)それが今度はアルトに移され・・・(演奏)お分かりのとおり、これは『新言語』です。もはや『熱情』や『告別』の時の言語ではありません。(演奏)そしてこの美しいテーマ・・・これは9小節目でも聴きましたね。(演奏)今、最初の4小節だけ聴きましたが、ベートーベンはここで素晴らしい対位法をもちいており、それは極めて独立しています。それからここで触れておきたいのですが、名作曲家たちはみな人生のどこかで『バッハは全ての音楽の父である』と悟りました。当たり前のことのようですが、意外とそうでもないんです。そしてその発見の瞬間以降、彼らの手法の中に新たな領域があらわれました。

モーツァルトの場合1782年頃、ヴァン・スヴィーテン男爵の館でのバッハ体験をきっかけに、彼の音楽はより複雑に対位法も頻繁に用いられるようになりました。フーガも書きましたね。つまりそれと同じことがベートーベンにも起こったわけです。(演奏)本当にとても美しい対旋律ですね。(演奏)旋律はテノールへ移動して(演奏)そこへ素晴らしい装飾的音型が加わえられ(演奏)そして今度はバスへ(演奏)ここで見られるのが『解体の過程』です。8小節からなる主題は、まず4小節に、そして2小節・・・最後は1小節のみという風に。彼はその後さらに解体しますけれど。ではこのあたり全体を演奏してみますね。(演奏)おわかりになるといいんですが・・・だんだん小さくなっていきます。2小節・・・(演奏)1小節、1小節、1小節。それから・・・(演奏)バス音程は上昇をみせて・・・(演奏)それからトニックの四六の和音へ到着します。そして、この装飾的伴奏は・・・(演奏)」

付加的なものに感じますが、何が起こるかというと(演奏)彼はこの装飾音形の上で止まって(演奏)16分音符の5つの音ですが(演奏)装飾音形は8分音符から4分音符、それから2分音符へと変化します。(演奏)低音域は高音域を真似ていますね。ここの部分は(練習に)時間をかけてください、なぜならとても珍しい形ですので。(演奏)5つの音から、4音、3音・・・そしてベートーベンが気づいたのはソ、ファ♯、ミ・・・また・・・(演奏)ですが、これを把握するのはとても難しいことです。もう一度演奏してみましょう。(演奏)非常に濃縮されコンパクトにまとまった部分の模倣ですね。(演奏)・・・と、冒頭へ戻るわけです。ということで、極めて非凡だと思います。ベートーベンは、これまでこんな風に書いたことなどありませんでしたので。再現部には、新しい点もありますがそこにはあまり時間をかけられませんね・・・でないと、いつまでたっても講演が終わらないことになってしまいますので。ええと・・・それではコーダを演奏させてください。(演奏)3つ目のフレーズと同じで、違いといえば『リタルダンドなし』という点で、それは気化するように終わります。」

(演奏)

「そしてこれが「恋人との会話」ということになります。Nicht zu geschwind und sehr singbar vorgetragen (速すぎず、そして十分に歌うように)。ベートーベンは美旋律が書けないなどと言う方は、ここでその間違いを証明されることになりますね。ほとんどシューベルトのソナタを彷彿させますが、確かに・・・19歳という若さのシューベルトによる『ホ短調の未完ソナタ(D.566)』は(演奏)ベートーベンソナタに酷似していますが、(シューベルトにとっては)残念なことにベートーベンが先です笑 ・・・とはいえ、私達の愛するシューベルトについて悪く言うつもりはないんですよ。なぜなら、これはベートーベンに対するオマージュですから。」

「この素晴らしい横旋律があって・・・しかし、『理性との関わり』についても忘れずにおきましょう。なぜなら(演奏)3度の、長調で。その転回形は・・・(演奏)ロンド主題は、この楽章の中で5回、回帰しますけれど、アルトゥール・ルービンシュタインのような素晴らしい音楽家ですら、この曲をロシアで開かれたばかげたコンクールで演奏しました(・・・全コンクールがばかげていると思います笑・・・ですが昨今は昔と比べその数は増える一方ですね。増えれば増えるほど、ばかばかしさも増す気がしますが笑)。それで、ルービンシュタインがホ短調ソナタの第2楽章を演奏した時、『どうしてベートーベンは、この主題をそう何度も回帰させるんだ』と不平を言ったそうです。・・・多すぎると。けれど、私は全くの反対意見です・・・これだけの美しい主題に、多すぎるなんてことはありえないと思います。それに常に・・・全く同じではありませんから。それは前後関係によって変わってきます。たとえばもし嵐のようなエピソードの後にこのロンドを聴いとしたら、その時は全く別の耳で聴くことになりますね。」

「ということで・・・これはロンド形式の中にソナタ形式の要素も多少含んでいます。そしてこれはエピソードのひとつで(演奏)そして第2主題へ(演奏)とても美しい構造、音のコンセプトがみられますね。(演奏)まるで、コントラリーモーションのゆったりとしたトリルが書き起こされているように。そしてそれらが合わさると、ナチュラルな絵画のような印象を与えます。シューベルトの音楽にみられる水のエレメント。(演奏)ここにも同じように・・・(演奏)そしてこの推移の後、コラールのような次の主題が三連符の伴奏と共に現れます(演奏)続く4小節は16分音符の伴奏を伴う変奏です(演奏)そしてまたしても、あまりに自然で当たり前のことのようですが、バス音形をみていただくと・・・(演奏)3度による動機の転回形ですね。(演奏)そして愛すべき(ロンド)主題です。一秒たりとも長すぎるとは思いません。ベートーベンの音楽が長すぎるなんてことはないと思います・・・単に忍耐力に欠ける人が存在するだけで笑」

「それから、また非常に興味深いエピソード・・・ほとんど展開部のようなそれは、こう始まります(演奏)嬰ハ長調・・・(演奏)私がさっき申し上げたのはこのことです。嵐の後に感じる帰巣感覚、このコントラストが必要なんです。コーダについても、ほんの少し。この楽章の最後に位置するそれは・・・とても美しいです。主題はソプラノ・テノール間を移動します(演奏)それからソプラノに移り(演奏)テノールへ戻って・・・(演奏)チェロのような素晴らしい音色ですね(演奏)ピアノのような音ではまるでありません・・・(演奏)ソプラノへ戻り・・・(演奏)とここで終わっても良いようですが、まだエピローグへと続き・・・(演奏)終わったことを誰も気づかせないような感じですね。素晴らしいのは、ここでゆったりしたテンポのままスローダウンし、また弦四重奏のように(演奏)全ての声部が共に歌い、そして彼はアッチェレランドからテンポプリモに到達させますが、アッチェレランドで『普通の(最初の)テンポ』です。それ以上ではなく。これは多くの演奏家にとって論点となっている部分ですが、私はあくまで最初のテンポまで。という見解で納得しています。そして最初のテンポへ戻ったらp(ピアノ)、それから最後の小節はスビトピアニッシモです。『だんだんゆっくり』ではいけません。こんな風に・・・(演奏)この最後ですら、転回形・・・(演奏)という風に、最初と最後が出会うわけです。終了後の拍手はないほうが理想的ですね。なぜなら拍手を必要とするような感じ(の終わり方)ではありませんので笑 このソナタはコンサート向きの作品ではないと、もともとそういったねらいで書かれた曲ではないと思います。ですが努力がぎっしりと詰めこまれた作品ですね」



興味深い論文を発表されているページをみつけたので、よろしければ。

『フーガがモーツァルトの後期クラヴィーアソナタに与えた影響』 教授 原 佳之さん

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極端な2曲で。
2017-03-08 Wed 17:30
ゆにくあです。



新しく2曲、練習に加えることにしました。

まず




2時間くらい練習してみた手ごたえとしては・・・
ブギウギのリズムが楽しく、右手が面白いです。
てか右手だけならすぐ覚えそう。右だけなら(遠い目

もーねー

とにかく左手です。・・・地味なくせに超・疲労します。
オクターブのバラ移動なので、手開きっぱなし。
徐々にテンポ上げないと、手を怪我しそうな感じ笑

楽譜は8ページですが、上の方は3分半で演奏
してるので、まずは体力をつけなくては。汗

それで雰囲気を見るために、試しに両手で弾いて
みたけど、ミスタッチが通常以上に多発するので、
いきなり両手はやめて地道に片手練習することに。

右は黙ってても勝手に練習すると思うので、まずは
左手だけ+右は口で歌って練習します~笑
少なく見積もっても3か月はかかります~


それともう一曲は、チャイコフスキー・四季「3月」。
四季の中でも、だいぶ好きな曲です。
・・・ということで、よかった。今月3月で。笑

まだ楽譜見てませんが、上の曲にはまって
抜けられなくならない限り、たぶん明日には。

それで多少の目鼻がついたら、先生にきちんと
教えてもらうつもりで練習します。(この曲は
独学とか他の先生とか考えられないので・・・)





この2曲とチェルニーとモーツァルトで
しばらく楽しめそうです。。
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カカリコ村
2017-03-08 Wed 03:52

kokko.jpg


ゆにくあです。


だいぶ前に作りかけて、放置されているカカリコ村(DQB)。

やっぱコッコいないとつまんないなー。

ということで、コッコ愛の表現として絵も描きました。↑


これ昨日までは、わざわざブログで公開しなくても

いいかな~って思ってましたが・・・(たいした出来じゃないんで)

やはり、一応"breath of the wild"発売記念ですw



わかる人にはわかる、オカリナのカカリコ村。


ちなみに地形を作るのがすっごい大変でした(汗





ということで、ピアノとは関係ありませんが

よろしければどうぞ~
別窓 | 雑記 |
音日記。
2017-03-06 Mon 15:19
ゆにくあです。


午後、家族全員メルの用事を兼ねて外出。
(私は他の用事があったので別行動)

・・・こんな時こそ思う存分アップライトで
雑音が出せます。笑


去年の後半レッスンで少しだけ見てもらった
チャイコフスキー。 「まだ覚えてるかな」と
思っていくつか弾いてみた・・・・ら、案の定
ほとんど忘れてました。汗 しかも楽譜を
見ながら弾いてるので、ミスタッチしまくり。

おまけに(あとで音源聴いて気づきましたが)
途中から庭師の方が裏庭の芝を刈り始めて
しまったようで、もうホントにうるさいです。。

さておき

・・・一番最後の曲だけ、かろうじて終わりまで
弾いてますけど、いつの間にか楽譜の順番が
入れ替わってたため、途中

(あれ 次のページがない!!) って
なっちゃって(汗) 該当ページをみつけるのに
1分以上かかってしまいました。なので、そこだけ
適当にカットして繋いであります・・・すいません。
単なる今日の「音日記」なのでお許しを。

ちなみに、楽譜は先生がコピーしてくれたもの
なので、タイトルとか全部ロシア語で・・・実は、
それぞれのタイトルよくわかってませんけど
子供のアルバムの中の曲・・の破片です。笑








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他の選択肢。
2017-03-04 Sat 07:03
ゆにくあです。


気づいたらもう3月ですね・・・汗

レッスンのこと、いまだに宙ぶらりんで
現状、先生から少し時間をもらっている
状態ですが・・・


先生を変えるということも選択肢のひとつとして
考えてみてはどうか、というアドバイスもいただ
いたので、試しにサーチしてみたんですけどね。

最初に目に止まった方は、マイアミにある若手
ピアニストを育てる的な機関の主催者のようで、
ピアノ講師もつとめる女性。・・・けど、風貌が
あの、バンパイアの方ですか? って感じというか
ラグジュリアスな巻き髪に真っ赤な口紅の似合う
とても美しい方ですが、微妙に人間ぽくないので
レッスンに通ったら、赤ちゃん頭から食べてるとこ
とか目撃しちゃいそう。

しかもレッスン費が冗談みたいに高い。
1時間2万5千円の月4回か、月20万で週あたり
最低5回・・・週5回ですよ。月5回じゃなくて笑
もういっそ一緒に住んだらいい気がします。


身の危険を感じるので次。




「昔ショパンコンクールで1位取ったことあります」
って肩書きの上品そうなおじいちゃんピアニストが
近場に住んでて、コンサートピアニストかどうかは
知りませんが、芸術家に教わるのも面白いかな?
と一瞬思ったんですけど。

その方のCD聴いてみたら、自作曲のラテンっぽい
曲しかなくて、もちろんそういうのも好きだし・・・
良い演奏だとは思ったけど、なにげにレッスンが
想像出来ない感じ。

それと名前から判断するに、スペイン語圏の方の
ようで、まぁ長年こっちにいるなら英語問題ないとは
思うけど・・・コミュニケーションに苦労する可能性も。


他にもやはり男性の先生で、講師歴25年みたいな
方がいたけど、よく読んだら「ジャズ専門」だったり。

ざっと見ただけなんで、あれですが・・・要は
写真と説明だけじゃ、まったくわからないというか
ためしに片っ端からレッスン受けてみてもいいかも
(最初の人以外)。

っていうか、別に先生を変えるって決めたわけじゃ
ないし、もしかしたら当分ひとりで練習するかもしれない
けれど、思えば・・・他の先生はどういう感じなのか、
ほんとに全く知らないので、見聞を広める意味で。


そんなこんなで、ウダウダしていたら

「これこれが出来ないから、出来るように
なりたい。といった具体的な目標があるなら
迷わず師につくべき」

と旦那にアドバイスされました。


確かに。


目標かー ん~。


それで、私は自分のピアノの何を取り急ぎ変えたいのか
というのを探ろうと思って、ここに上げてないのも含めて、
過去の音源を全て聴き返してみました。

冷静に聴いてみると・・・自分が考えてた以上に下手で、
もはや言葉もありませんが苦笑



今年は、不相応な曲に飲み込まれるのを避けつつ、

「たくさんの音が同時に鳴っていても、規律をもって
耳に届くハーモニー」という基本事項を少しでも達成
出来るよう、声部ごとの練習中心で行こうと思いました。


とりあえず今は40番とモーツァルト2曲を練習してますが、
自分の音に耳が慣れると「おかしいな、素敵な曲だった
はずなのに・・・」って気分になって、興味が失せる傾向が
あるので、あと2週間くらい練習したらいったん寝かせて
夏ごろ解凍する予定です。


それと次に譜読みする曲、 K511にしないかも。
今弾かなくても曲は逃げないし(笑)なんとなく
・・・古典から少し離れてもいいかな、と。




ま、そんな感じ。








Sean.jpg
真剣なまなざしの向こうにはバイオハザード7。
怖がって昼間しか遊ばないというw
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ホームパーティ。
2017-03-03 Fri 11:00
ゆにくあです。


ここのところ、週末ごとにホームパーティが続いてて
後片付け等で疲労気味です。。 そして、今週末は
というと、州外の友達のとこへ遊びに行きますが、
これもパーティ。知り合った頃は20代前半だった
旦那の親友が今年で40歳になりました。

旦那の友達はロック世代なので楽器をやる人ばかり。
ピアノが好きと言ったら「じゃ一緒にやろうよ!」と
誘われたのは嬉しいんですが「選曲は?」ときいたら
「まだちゃんと決まってないから当日に」という返事。


えー。笑


まぁ、内輪なんでその場のノリなのかもしれませんが、
コード進行だけ書いた紙を当日に渡されても私、弾け
ませんよ。笑


*****


あ、それで思い出しましたが。

どっかの先生が、ピアノの上達速度を最大限にあげる方法。
って動画をあげてたのを大分昔に観たことがあって(英語)。
まぁそんな大袈裟な話でもなかったんで、忘れてましたが

動画&録音でチェックするのも良いけれど、一番良いのは
自分よりも上手な人と一緒に練習することなんだそうです。
隣の家に住むちょっと上手なお姉さんでもいいし、それより
さらに上手な知人でもいいし、もちろんピアノの先生による
レッスンも含みますが、一緒に練習したりコラボしたりする
のがとても効果的。と言ってました。

みなさんがよく参加されている「弾き合い会」がそれに
相当するんじゃないでしょうか★ (いいなー)

・・・で、私だったら誰だろう。
と考えた場合に、思い当たる人がひとり。


それはショーンの友達のジョージ君・12歳。笑

彼は週末よく遊びに来るんですが、こないだ
なんか弾いて~ってお願いしてみたら、なんと
クラマービューローの31番を弾いてくれました。

本人いわく

「平日は親が帰宅するまで弟をみる係だから
友達と遊べないので、練習をする時間だけは
たくさんあるんです」

だそうです。 え、えらいなぁ~(汗
そこでゲームしないのがマジでえらい。


弟連れてきていいから、たまにうちのピアノで
練習してくんないかな(笑 



コラボについては、こういうイメージで
調(と拍)だけ揃えておいて、あとは
いろんな曲ミックスするのも面白くない?

(相当きちんと他の人の音を聴かないと
がちゃがちゃになるから、良い訓練。笑)




それぞれの旋律、全部聴き分けられますか♪


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