AX
アダージョ ロ短調 K.540
2017-02-14 Tue 05:12
ゆにくあです。


モーツァルトのアダージョ ロ短調 K.540。
ブロ友さんが去年弾いていらして、そして
あまりにあまりに美しい曲なので・・・思わず
楽譜をオーダーしてしまいました・・・。

近いうちに届くとは思いますが、手元にあると
すぐ譜読み開始して1週間くらいはトリップして
しまうので(笑)先にニ短調をきちんと練習&
シフさんのをもう少し進めないと。
・・・あとちょっとだし(気持ち的に)。





しかし、K540。なんたる名曲。
これロ短調だけど、そして、お父さまの
他界した後に書かれた作品ということで、
いやでも関連性を思いますが・・・最後
一番最後のコーダのとこ長調で終わるし
天国へ見送ったと思いたいです。

内田さんの演奏を聴いていると、ところどころ
pa-pa pa-pa と呼びかけているように聴こえて
なんともせつない。




そして旋律的に、これに似てると思う。(別に、似たの
探さなくていいのに。シフさんの影響か・・・笑)




それにしても、これに手をつけてしまったら
ニ短調とロ短調と(短調ばっかり・・・なぜだ)、
それに去年の秋からずっとラジオ体操のように
頭空っぽで弾いている、変奏曲も密かに
モーツァルトなので・・・・それに他にも長調で
弾きたい曲が3つあって・・・

さすがにひとりの作曲家に執着しすぎか。と
自分でも思い躊躇するけど、思う存分ひとりの
作品を楽しむ、ってのも悪くないかな~


それと、バッハ。前に載せたけどBWV992を
いつの日か弾いてみたい(単なる願望)。
とはいえ今はとてもバッハが苦手ですが・・・
少しでも仲良くなれるよう(でもインベンは
やたら難しい曲しか残ってないので汗)
ちょっと戻って、小作品をあれこれ譜読み中。





こちらも超懐かしい・・・・子供の頃、母が
死ぬほどリピートで聴いていた曲、BWV 208。
天使のような歌声だったなぁ・・・ドイツ語・・・
わかんないくせに真似してこっそり歌ったっけ笑



別窓 | ぴあの | コメント:4 |
スランプ。
2017-02-10 Fri 09:00
ゆにくあです。


今日は全体公開にするかどうか、すごく迷ったんですが・・・
気に障ると感じる方がいらしたら、本当にごめんなさい。


私のブログをずっと読んでくださっている方の中には、
「ゆにくあさん、レッスン記書かないの?」と思っている方が
いらっしゃるかもしれませんね。

レッスンについてブログで触れていないのは、
受けていないからです。

今年に入ってから、先生に1度も連絡をしていません。
どうしてなんだろうと、ずっと自分でもよくわからなくて
まるまる1か月考えました。

でも実は理由、はっきりしているんです。

・・・怠けていて先生に見ていただく曲がないからです。
ピアノが嫌になったわけではないので毎日弾いています。

弾いていますが・・・

なんというか、過去に弾いた曲をあれこれ弾いてみたり
だからといってさらに仕上げているわけでもなく・・・
あと、この間からモーツァルトばかり弾いていて
(それは好きだからですが・・・)

つまり弾き散らかしているだけです。
やるべきことは全くやっていません。

たとえば、

チェルニー40、1と2の譜読みをしておけと指示が出ています。
ですが、怠けていて楽譜を開いてもいません。

インベンションは今休憩中。と以前書きましたが、バッハは
集中力を要するところが面倒に感じて、私が勝手に休憩中と
して努力を避けているだけです。

恐らく、ことの発端はテンペストじゃないかと思います。
テンペストをレッスンで与えられた時は、もちろん
嬉しかったけど・・・やってみて、手に余ると思いました。

私はここまでピアノ、割と順調に進めてきた部類かなと
思いますが、テンペストは・・・私の実力からかけ離れて
いたと客観的にみて思います。3年かそこらで弾ける
曲ではない、というのは誰でも知っていることです。

今はレッスンで終わったので、過去の話ですが・・・
正直、終了時ですら自分で「まあこんなもんか」とすら
とても思えない出来だったので、ひどい消化不良を
起こしました。


たくさん練習したのに、結局弾けない。
というのは酷い気分です。

ですが、それは嘘です。自分は騙せません。

実際、出来ることを全てやったか、と自問自答
するならば、答えは「・・・してません」


半分のテンポでのスロー練習も、
片手練習も、
部分練習も、
後ろから区切って遡り練習も、

あまり真面目にやってない。



最初から無理と思って弾いていた気がします。
難しいところ、出来ないところはそのまま。
練習したのに弾けないんじゃなくて、
努力そのものが出来なかったから、
出来る進歩すらしなかった。みたいな。

とはいえ、常にストイックに生きるのも辛いし、
波があって当然だと思うけれど、要はそこが
転機になってリズムが狂ってしまったということ。


ま、終わったことをグダグダ言ってもあれなんで
それはいいとして、

今渡されている、リストの曲。「ソネット第104番」
知らない曲だったので、何も考えないで気軽に
楽譜受け取ったけど、これ。テンペスト以上に
私の技術レベルでは無理な上級曲です汗

今まで・・・

先生の出してくれる課題曲を弾いていれば
満足で楽しかったけど、去年くらいから・・・
なにかしっくりこない疑問が生まれました。

自分がピアノで何をしたいのかという疑問です。
このままいくと、曲だけがどんどん難しくなって
私はついていけそうにありません。

だけど、リストの曲に関しては、私がひとこと
「他の曲を弾きたいです」と言えば、すぐに
消滅する問題ですから、それはたいしたことでは
なく、問題は、私が「それじゃあ、どうしたいの」
という部分を自分でわかっていないということ。


それと・・・もうひとつ重要なことがあって。

それは先生が最近、お手本を見せてくれなく
なったということ。「わからないので、ちょっと
弾いてみてください」とお願いしても、手が痛いと
いう理由で断られます(「お大事に」と思います)。
あとは「私だって練習しないと弾けない」とか
または「私が弾くよりあなたが弾きなさい」とか笑 
それは・・・確かにそうですけど笑 


それと、細かいアーティキュレーションに
ついては教えてくれるけど、曲の表情付けに
ついては「あとはもっと表情をつけてね」で
「はい、よくできました」となってしまうところ。

まぁ、私が表情付け以前の段階で、
譜読み違いとか・・・音価ミスとかありすぎて
それをカバーするだけで、先生疲れ果てて
いるのかもしれないけれど。笑

正直・・・・それらがないとレッスン受けている
意義が半分以上消滅する気がするし、
なりより つまらない。と思うんですが・・・
どうでしょうか・・・。




とにかく。

繰り返しますが、
先生がうんぬん、曲がうんぬんではなく
それらは外部要因でしかなく、
最大の問題は、私が怠けていること。
そして、そんな自分が嫌なのに
そこから抜け出せないこと。


・・・甘えですね~


それで、話を戻しますが、
そういう「頑張れない時期」って誰にでも
ある(と思いたいし)と、しばらく放置して
流れに身を任せてたんですが、
そうこうしているうちにどんどん時間は
経過していて(汗

とりあえず、今まで大変お世話になった
大好きな先生に連絡すらしていないことが
凄く嫌で、連絡したいんだけど・・・電話して
どう説明したらいいのかわからなくて、しかし
時間がたてば経つほど、連絡しづらくなって
このままだと私レッスン辞めちゃうんじゃないか




・・・・と、悩んでいます。

別窓 | ぴあの | コメント:12 |
革命を片手で弾く。
2017-01-28 Sat 05:00
もし、

技術になんの不安もなく
まるでプロみたいに
自在に指が動くなら
私はこういう曲を弾いてみたい。




一方、

この人はなぜか革命を片手で弾く。
膝の上で休む出番のない右手が
一緒に遊びたそうに見えるけど。





さておき
ぼちぼちシフさんの、再開するつもり。
革命を片手で弾く。…の続きを読む
別窓 | ぴあの |
癒しの第2楽章。
2016-11-29 Tue 02:00
ゆにくあです。。


ごちゃごちゃ書いてる暇があったら、
出来ない3連符のとこ練習をしろ・・・と
自分でも思いますが笑


まぁいいじゃないですか、ちょっとだけ。



今ね、17番第1楽章と平行して
第2楽章も譜読みしていますが。


なんだか知らないけど第2楽章が、
やたら良いんですよ!

ゆったりした3拍子。
癒され感が半端ないです。
眠ってしまいそうです。



そもそも第1楽章は緩急が激しく、指が回らない
ところとか、ペダルとか、あちこちストレス溜まる
ので、ほぼ部分練習ばかりになってますが・・・
その日の練習にある程度の目処が立つと、

なんだろう・・・第2楽章を続けて弾かずに
いられない
感っていうんですか。

いや、厳密には・・・第2楽章を
弾いてるつもりにならずにいられない感。


それでも・・・弾けていない部分は脳から
自動消去して、綺麗に響いている所の
情報だけをピックアップできる特殊能力が
備わっていますので、間違いだらけなの
にも関わらず、なぜか



・・・うっとり。笑



そうそう、

1ページ目の真ん中あたりから始まる
バスとソプラノを行ったり来たりする

上の・・・ド、距離的に腕がギリギリですが
シフさんいわく、腕をクロスする演奏方法は
太っていると出来ないそうですが・・・
とりあえず、これ以上の自虐は辛いので
ゆにくあは腕が短い。ということにさせて
ください。

それで、そこ
気持ち的には優雅に弾きたいのに、毎回
音外すんじゃないかって緊張します。

そして、左手が右行ったり左行ったり
してる間、右手は美しく歌っている・・・
べきなんですが・・・・・・・・・・・・・・・・・







そして、第3楽章も少し見ましたけど
出だしから、あのスピードの中で
左第2音保持とか、


・・・難しすぎます。


これは私には弾けないと思ったので
その先を見るのはやめときました。



あれ、なんか愚痴だらけになってる。汗

違うんですよ!

第2楽章が素敵だと
そういいたかったんです。




・・・さてと、んじゃ練習しよっかな。




*********


そして、8時間後。。


いや、8時間ぶっ続けでピアノ
弾いてたわけじゃないですよ 汗


途中で洗濯物畳んだし。
夕ご飯も作ったし。

しかし今日は一日、
1か所ずつ、お手本と聞き比べて・・・
私のテンペストはどうしてこうもダサいのか。

というのを調べながら、リズムやアクセントを
直しながら・・・直してまた聴いて、そうすると
お手本は3割くらい速くて(笑) 

あそっか、そんなにさっさとやらなきゃいけないのね。

とまた直して・・・比べると・・・やっぱまだ変で・・・


あ゛~~~!!!

というのを延々と繰り返しているわけですが。

ちょっと、愚痴。
愚痴言っていいですかね~




テンペスト、マジで疲れます。。


こんなに体力消耗する曲は
幻想曲以来かもしれないです。

冬場なのに、汗かきますからね。

いや、フロリダだからじゃなく!


だいたい、一回アップしたやつに
追記したって、誰も読まねーよ。
誰に向かって言ってんだよ。

って感じですが、
もー言わずにいられないんです。


 これ
  ↓
tempest 2


もーやだ、ここ! 泣

実質、隣同士なのに・・・
13と5とか超弾きにくいから!

指かえるとちょいマシに感じる
こともあるけど・・・4でも5でも
どっちにしても同じなんだよぉ~

だって4小節も続くんですよ。

っていうか、そんなやつばっか
全部で20小節続くんだよ!

tempest 1



ゆっくりなら別に疲れないんだけど・・・
それじゃここだけゆっくりになるし笑

そしてテンポ上げると何回やっても
最後の赤いとこまで体力が残らず
ヘロヘロで、指が・・・
砂漠で水を求める人状態・・・


別に力入れて弾いてるつもりもないん
だけどなー。力入ってんのかな、やっぱ。


あ゛~~

ここが一番かっこいいところなのに~泣



つーか、レッスン水曜なのに~!

先週まるまるピアノ弾かなかったのは
大きい・・・。


はぁ。


【愚痴終了】


・・・・・練習に戻ります・・・・・・・・・

なにか、ひらめくかもしれないし。
捨てた希望を拾って、もうちっとやってみます。
別窓 | ぴあの | コメント:2 |
愉快な鍛冶屋の謎。
2016-11-20 Sun 12:45
ゆにくあです。

今日の内容は、
ブロ友さんの記事「年たち過ぎ去り(フランス民謡)」を
受けた内容となります。よろしければ、先にそちらを
見ていただけると。

ご紹介するお話は、ヘンデルが1720年11月に発表した、
「ハープシコード組曲」の5番目の曲「愉快な鍛冶屋
という曲とフランス民謡「年たち過ぎ去り」が、あまりに
酷似しているので(笑) 「盗作したのはどっち?」という
トピックを巡り、紙上で口論したふたりの音楽家の話です。

ごちゃごちゃした内容だったので、久しぶりに頭を使い
ました。うまく説明できるといいんですけど・・・あまり自信が
ありません。笑

出典:「Notes and Queries 9巻」 p588
    A Dictionary of Music and Musicians (1900) edited by George Grove


***

<舞台>

「ミュージカル・ニュース」・・・(恐らく)新聞の音楽枠ページ。
                  担当編集者はM.N.

<登場人物>

アーノルド・ドルメッチ(1858 - 1940):フランス出身、イギリスで活動した音楽家
ウィリアム・H・カミングス(1831 - 1915): イギリス生まれのイギリス育ちの音楽家

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685 - 1759) ドイツ生まれ、主にイギリスで活動
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル (1715 - 1777)忘れられた音楽家
クレマン・マロ (1496か1497 - 1544)フランスの詩人

ウィリアム・クロッチ(1775 - 1847)イギリスの作曲家、オックスフォード大学 教授就任(1797)

さて。

1895年6月23日の紙上に、アーノルド・ドルメッチ(以下、
アーノルド)からの手紙が掲載されました。全ての発端は、
アーノルドさんがハガナット・ソサエティって場所で開いた
「古典フランス音楽」をテーマとしたコンサートでの出来事
です。

ちなみに、ハガナット・ソサエティというのは・・・
フランス革命近辺、「ベルサイユの薔薇」くらいの時代。
ルイ14世のやり方に不満をもっていた国民と革命軍による
襲撃を恐れた貴族や、教会関連の人達が、一斉に
イギリスへ亡命したんですね。その時にその人達が作った
「フランス人組合」みたいなのがハガナット・ソサエティ。

創立1718年だからヘンデルが生まれる2年前の話ですね。
で、その本拠地が今はロンドンにあって、NYとか各地に
支部があるみたい。良く知らんけど。

とにかく、フランス出身の音楽家アーノルドさんが、
そこでコンサートした時に、曲の合間のMCで

「そういえばさ、クレマン・マロ の『年たち過ぎ去り』は
実はヘンデルの『愉快な鍛冶屋』の編曲だからね~」

と断言したらしい。

クレマン・マロっつーのは、フランスの詩人で
一応「年たち過ぎ去り」の作詞した人、という
ことになっている・・・けど、文献をあたっても
マロの詩のリストの中に「年たち過ぎ去り」は
見当たらず、それどころか似たような文体の
詩もない。

ということで、実際のところは確証ないっぽい。

そして『年たち過ぎ去り』の作曲者はというと、
ゲオルク・C・ヴァーゲンザイル という人らしい。
良く知らんが、当時は人気者だったとか。


そして、そのコンサートをたまたま聴きに来ていたのが
地元イギリスの音楽家 ウィリアム・H・カミングス(以下、
カミングス)でアーノルドさんの「元ネタはヘンデル発言」
をすぐさま、地元の新聞社へ告げ口。お手紙を書きました。

「アーノルドのやろうが言うには、おたくがこの間書いてた
記事は間違ってるらしいですよ。アーノルドいわく・・・」と。

それをうけたミュージカルニュースは、その手紙の内容を
記事にしました。それで、その記事を読んだアーノルドが
書いた手紙。

「ミュージカルニュースの編集者様。
私のことが書かれていたこの間の記事、読みました」

抗議文。笑 昔は大変だね、なんでも手紙で。


「なにか、カミングスが言ったみたいだけど、
私はそんなこと言ってませんよ!! 私は、
ヘンデルが盗んだ』と言ったんですよ。
それをもっともらしく、まるで私が言ったみたいに・・・」


そして、さらに新情報。

「だいたい、私は初稿持ってんですよ」


なんと! 


そして、手紙の中でアーノルドが言うには、

「ヨハン・クリストフ・ペープシュとか、
ヘンリー・パーセルとか、
Dr.グリーンとか、
ヘンデルの初稿たくさん持ってるんだけど

(強烈なコレクター臭)


それで、その中のひとつをみると

(タイトルは、はっきり書かれていない)

初稿の欄外に

「xx によるバリエーションのレッスン」

って書かれていて、しかし その肝心の名前の
ところが黒く消されていて、あとから別の筆跡で
「Mr.ヘンデル」と改ざんされている、とのこと。

つまり、


 ヘンデルさん
XXXXXXX  によるバリエーションのレッスン



・・・まじで?笑


(ってか、それと本件と何の関係が?)




さておき。

アーノルドの「ヘンデルが盗作した」という根拠をまとめると

1)そんな怪しい改ざんはありえない。
2)「愉快な鍛冶屋」は、ヘンデルっぽくない。
  (思いっきり主観)
3)ヘンデルさんの、と改ざんされていた楽譜を見ると、
  超~子供っぽくてダサい曲だったから、これはたぶん
  ヴァーゲンザイル作。(おいおい)
4)歌詞と節がばっちりあっているし、これは
  ヘンデルが生まれる前に書かれたもの(にちがいない)←また主観

それに

5)「フランス・アンソロジー」って本に載ってた他の
フランス民謡曲はちゃんと出所がしっかりしている。
で、そこに一緒に載ってた「年たち過ぎ去り」も、
クレマン・マロの「年たち過ぎ去り」ということで
あってるに決まっている(ヘンデルの名前には、
触れてなかったし)。

しかし、アーノルドよ。クレマン・マロは作詞者。
今、それ関係ないから。


あと、あんた何いってるかよくわかんないから。
主語を書け! 主語を!w




そして、話はそこで終わらない。


その記事を読んだカミングスさんが、
再度ミュージカルニュースへ投稿。笑


ミュージカルニュース的には、もう

「本件にミュージカルニュースは関係ありません」

とかつけているww


さておき。

そんで、カミングスさんがなんて言ってきた
かというと、要点としては

1)私以外に2人、あんた(アーノルドさん)の
発言聞いてた証人がいるけど~ ま、いいよ。
いちおう謝っとく。あなたの意見は「盗作したのは
ヘンデル」ね。おっけ。了解。

と半端な謝罪したあと、カミングスさんが続ける。


「言っとくけど『ハープシコード組曲』の初稿持ってるし」


theコレクターバトル&音楽家同士の泥試合~♪


そして、カミングスさんいわく

そもそも 『ハープシコード組曲』を最初に持ってた
人が、作曲家 兼 大学教授の、ウィリアム・クロッチ
(以下、Dr.クロッチ)って人で、カミングスさんの手に
渡った時点で、既にDr.クロッチの手書きのコメントが
初稿に書き込まれていて、(初稿に直接コメント書く
ってすごい発想。額に入れて飾らないのか・・・)

「ヴァーゲンザイル の作品が、ヘンデルによって
編曲された。目に見えて良くなっている! そして
この編曲は『愉快な鍛冶屋』と呼ばれているのだ!」


しかし。

Dr.クロッチが見落としている重大な事実。


ヘンデルが『愉快な鍛冶屋』を発表したのが1720年。
ヴァーゲンザイルは1715年生まれ。
ということは発表当時、ヴァーゲンザイル5歳。

5歳の曲を、ヘンデルが編曲とかありえないだろう。

そして「年たち過ぎ去り」発表されたのは、
ヘンデルの発表から37年後の1757年。

その時点で「鍛冶屋」はドイツ&フランスあたりで
広く流行していたそうなので、ヴァーゲンザイルが
ヘンデルの曲に手を加えた挙句、詩もつけた・・・
と考えるのが妥当。


というのが、カミングスさんの意見。


そして私も同感です。

それに対してアーノルドがまたなんか言ったかは
不明だけど、載ってないとこみるとアーノルドも
納得したのかも。笑



ひとつ気になるのが、カミングスの2回目の手紙で
「『愉快な鍛冶屋』も『年たち過ぎ去り』も共にG調」
とあって、つまりト長調ですね。

しかし本当は、ホ長調ですよね・・・・


探せばもっといろいろ見つかるかも。
でも今日のところはこの辺で。。

別窓 | ぴあの | コメント:4 |
| ゆにくあ缶 | NEXT